
八王子スポーツ整形外科で前十字靭帯再建手術した時の単なる日記です。
あの時の気持ちを忘れないように残しておきます。
前十字靭帯手術当日(0日目)
前十字靭帯の手術には
「BTB法(膝蓋腱移植)」
「STG法(ハムストリング移植)」
の2つがありますが、今回自分はBTB法で手術を行いました。
前日入院などはせず、手術当日の朝の8時に病院へ。
前日は22時から食事禁止。当日は朝5時から水分補給禁止。
病院に着いてからは点滴を付け、痛み止めの座薬を入れて手術の準備をする。
10時前には手術開始。
手術台に乗ってマスクを付けてからは麻酔が効いて何も覚えてない。
気が付いたら手術が終わっていたし、終わった後も麻酔で朦朧としていました。
ちゃんと目が覚めたのは日が落ち始めた頃。
術後の感想は
「足がとんでもなく重い」
痛みというより「手術したんだなー」という感じでひたすら足に重さを感じました。
一番辛かったのは身体に色々な管が刺さっているので、ベッド上から動けなかったこと。
トイレも尿瓶で行うのだが、寝ながらの体勢でやるのが慣れないとしんどい。
ともあれ、想像していた激痛もなかったので結構安心。
麻酔が切れた後の痛みも「こんなもんかー」という感じ。
今思えば痛み止めがバッチリ効いていたんだと思う。
前十字靭帯手術後1日目
手術当日の夜は身体的にもキツく、すぐ寝ることが出来ました。
術後1日目の朝から点滴の管など何やらを抜いてもらう。
これでだいぶ身軽になり、松葉杖を使い一人でトイレにも行くことが出来ました。
ベッドの上では分かりませんでしたが、松葉杖を使って立った瞬間に下腿に血が流れる感覚がする。これがかなり痛い。
この日からリハビリを開始。
術後初日は松葉杖で歩く練習や、階段昇降などの軽いメニューのみ。
リハビリ以外は基本的にベッドの上にいるので、段々腰が痛くなってきます。
足は挙上させて固定しておかなければならない制限が拍車を掛けます。
これが本当に辛い。
寝返りがあまり打てない状態で寝る地獄というのを入院中味わうことになる。
前十字靭帯手術後2日目
入院中はシャワーを浴びることが出来ない。身体は基本的に濡れタオルで拭くことになる。
洗髪用のシャワー室はあり、そこで頭だけは洗うことが出来ました。
しかし、頭だけ洗えるだけで気持ち的に天と地の差がありました。
この日から通常のリハビリ開始。
超音波治療から始まりチューブを使い足首を動かしたり、足上げを行ったりする。
入院中のリハビリメニューは基本的に固定で繰り返して行った。
この日はあまりにも腰が痛すぎたので、寝る時に横を向いて寝る許可をもらった。
(手術した足側を上にしてクッションを挟めば横向いて寝てOKらしい)
前十字靭帯手術後3日目
ある程度入院生活のルーティンに慣れた頃。目新しいことはない。
午前リハビリ、午後リハビリを終えれば特にやることもなく自由時間となる。
ちなみに1回のリハビリは1時間半〜2時間ぐらい。
手術した足は相変わらず「重い感じ」
痛みは特別すごい痛みというのは感じない。
そういえば前十字靭帯のリハビリで使われるという「CPM」という機械、
ここでは結局使わなかったし、見ることもなかった。
画像は病室の様子。
テレビ付けてるけどほとんど見なかった。
前十字靭帯手術後4日目
一日病室で過ごすのはこの日が最後。
リハビリルームと病室の往復で終わる退屈な日々を過ごすのも今日で終わり。
この日は傷口の処置があり、傷口に防水の保護フィルムを貼られた。
抜糸はまだ先で、術後10日後らしい。
つまりあと10日は風呂に入れないということ。
すぐ近くは繁華街なので、金曜夜になると騒がしい。
前十字靭帯手術後5日目
「月」「火」「水」「木」「金」「土」
6日間が経過し、いよいよ退院の日。
術後のリハビリをここまで行っても特にこれと言って体感できる変化はない。
腫れや熱感のはまだ強く、それを収めることが大事だなと感じる。
午前中のリハビリを終えて昼過ぎには支払いをして退院。
退院時は必ず付添者が必要かつ、車(タクシー)での迎えが必要となる。
(もし付添者が居ない場合とか存在しない場合はどうなるんだろう・・・?)
1週間ぶりに外に出て気分的にはすこし楽になった。
ただ、松葉杖で歩くことが以前よりも慎重になる。
術前の松葉杖歩行は既に靭帯が切れているため神経を使わないが、術後はとても気を使う。
何かの拍子で転んだりして再断裂みたいなのは絶対したくない。
自宅に無事戻り、前十字靭帯再建手術での入院生活は終わりを告げる。
と、言っても自宅でもベッドで安静にしているのは変わらず。
前十字靭帯断裂はリハビリが大事なのでこれからが本番。
こんな感じで前十字靭帯再建手術のリハビリは終わった。
一般的な病院での入院期間は最低二週間という所が多い。
しかし、八王子スポーツ整形外科では6日間で収められる。
精神的に病むので入院生活はこれで人生最後にしたい。健康は何より大事。
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