前十字靭帯を断裂後、再建手術してから術後1年(12ヶ月)(55週から59週)経過した時の様子
術後1年(12ヶ月)
前十字靭帯再建手術から1年経ちました!長かったようで短かったような不思議な感覚です。
膝の状態は痛み止めを打つ前はヒドイ状態だったんですが、打ってからは段々と状態が上がってきました。
前十字靭帯を手術した直後に思い描いていた1年後は
「もう完全復帰してバリバリ動ける!」
でしたが、現実は
「一応動ける」
みたいな感じですね。以下にプロスポーツ選手のリハビリと復帰の速さがすごいかを思い知らされます。
筋力測定
術後1年の伸展筋力健患比が6割しかでない… pic.twitter.com/7iJwAipUJL
— K.O (@pitching_do) October 10, 2020
患側(術後10ヶ月比)
- 伸展「162.0Nm」→「154.0Nm」
- 屈曲:「132.0Nm」→「125.0Nm」
- HQ比「81.5%」→「81.2%」
健側
- 伸展「267.0Nm」→「246.0Nm」
- 屈曲:「115.0Nm」→「114.0Nm」
- HQ比「43.1%」→「46.3%」
患健比
- 伸展「60.7%」→ 「62.6%」
- 屈曲「114.8%」→「109.6%」
結果を見ると術後初めて全部の数値が落ちました。
膝の痛みが出てろくなトレーニングも出来てなかった期間が長かったので当然かもしれません。
- 痛み大幅減少
- 感覚現状維持
- 筋力低下
といった感じで、痛みが減ったのが今回の測定のいい所だったので数値は参考程度にしておきます。
術後1年の課題
現在の課題は瞬発力です。
歩いていても走っていてもスポーツしていても、「瞬発力」を発揮できる「感覚」がまず戻ってきません。
前十字靭帯を切った人なら分かると思うんですけど、患側の膝の感覚が鈍いです。
健側と比べると、すごいふわふわした感覚を感じます。
そこで最近はプライオメトリクス系のトレーニングをリハビリメニューでやるようにしてます。
膝の痛みも減ってきたのでドロップジャンプみたいなメニューもガンガン出来るようになりました。
これが効果的中で、膝の「感覚」を取り戻すのに一番効果を感じてます。
取り入れた翌日に普通に歩くだけでかなり感覚がよくなったのを覚えてます。
リハビリの終わり
とりあえず年内でリハビリ通院を卒業する予定になりました。
長かった通院生活もようやく一区切りといった感じです。
もちろん通院は終わっても完全復帰するまでは継続して自主リハビリは続けます。
ともあれ、一区切り付くので継続した前十字靭帯断裂日記もひとまず次の記事で終了予定です。
最後のリハビリまでにどれだけ成長した膝を見せられるか、頑張ってみます。
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