前十字靭帯を断裂後、再建手術してから術後3ヶ月(14週から18週)経過した時の様子
前十字靭帯再建手術 術後3ヶ月
階段が1段飛ばしで降りられるように
術後3ヶ月目にしてようやく階段の下りを普通に降りられるようになりました。
ACLサポーターを付けると屈曲が少し制限されてしまうのですが、それを鑑みても屈曲制限がまだまだ強く、3ヶ月経つまでは階段は一段づつ降りていました。
前十字靱帯再建術後98日目
階段の下りを1段飛ばしで降りられるようになった
— K.O (@pitching_do) January 6, 2020
日常生活的でも通勤時の階段がとても不便なままでしたが、ようやく不便から開放されてだいぶ楽に。
と、言いつつもスムーズには足を動かせないので、周りから見ると不自然な降り方だったと思います。
まだまだ長い下り階段はエスカレーターを使うことが多かったです。
自転車が乗れるようになった
術後3ヶ月半ぐらい経った頃に、自転車に乗れるようになりました。
いわゆるママチャリタイプであれば、もう少し早く乗れたとかなんとか。
自分はクロスバイクに普段乗っていたため、咄嗟に足を付いた拍子に靭帯を再受傷するリスクを踏まえてこの時期まで解禁されませんでした。
怪我して以来、4ヶ月ぶりに自転車に乗れた時の気分の良さは格別。
ただ、
「ペダルを漕ぐ時に屈曲がうまくいかない」
「力を入れて漕ごうとすると膝が痛い」
「降りるときに片足立ちになる瞬間がとても怖い」
と、膝の回復具合がまだまだだな、という事も再実感することに。
初めての筋力測定
術後3ヶ月経過とのことで筋力測定を行いました。
前十字靱帯術後3ヶ月後のアイソメトリック筋力測定
伸展の健患比はまだ気にしてない。
ただ、大頭四頭筋とハムストリングスの割合(HQ比)が6割切ってるとヤバいと言われるところ健患両方とも2割なのがヤバい pic.twitter.com/UsxrWTxYXI
— K.O (@pitching_do) January 29, 2020
使用する機器は「Cybex」という機器。
等尺性筋力を測った結果が
健側
- 伸展「206.0Nm」
- 屈曲:「43.0Nm」
- HQ比「20.9%」
患側
- 伸展「141.0Nm」
- 屈曲:「34.0Nm」
- HQ比「24.1%」
こんな感じ。
何よりHQ比(HamstringsとQuadricepsの比率)が低すぎるのが深刻。
屈曲弱すぎるので、リハビリメニューもハムストリングスを重点的にやることが決定。
そして前十字の受傷理由もこのハムの弱さから来てることが判明する。
リハビリメニュー
筋力測定の結果を踏まえて、トレーニングはハムストリングスの強化中心。
あとはジャンプ動作が解禁になったのが地味に嬉しい。
嬉しくてちょっと多めに飛んでみたくなっちゃう。
4ヶ月に向けて
ジムでのトレーニングをコツコツとして段々と筋力が戻ってきている実感はあり。
前十字靱帯再建術後23日(左)と術後121日(右)
力入れてない状態と入れてる状態だから比較対象としては微妙だけど、四頭筋が戻ってきてて、膝の皿の形もはっきりしてきたのは分かる pic.twitter.com/aJxUHv7kda
— K.O (@pitching_do) January 19, 2020
前十字靭帯の再建術後で
「段々治ってきて色々やれることも増えてきた」
と一番実感するのがこの時期なのかもしれないです。
ただ左右差は歴然としていて
「到底スポーツ出来るような膝の状態ではない」
と感じたのが3ヶ月目でした。
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