前十字靭帯を断裂後、再建手術してから術後8ヶ月(37週から41週)経過した時の様子
前十字靭帯再建手術 術後8ヶ月
気が付けば術後8ヶ月。
手術した当初は8ヶ月ぐらいで復帰できたらいいな、とひっそり思っていました。
そして・・・
打者として復帰
前十字靱帯再建術後264日目(8ヶ月半)
守備は禁止されてるのでDHで怪我後約10ヶ月ぶりの復帰です。
やったー! pic.twitter.com/HCoz5mMLDk— K.O (@pitching_do) June 21, 2020
打者として試合復帰することが出来ました!
守備はダメで、走塁も最低限しか許可はされてません。それでもスイングする分には問題ない!
マウンドから投球復帰
そして投球の方はようやくマウンドから投げることが出来ました!!
前十字靭帯再建から9ヶ月
肘の関節遊離体除去から3ヶ月ようやくマウンドから投球練習できたぞ。やったー!
ここから徐々に上げていくぞ! pic.twitter.com/NdR8y3kw2n— K.O (@pitching_do) June 28, 2020
怪我してから2ヶ月は自分の足で歩くことが出来ず、トレーニングも怪我4ヶ月近くは出来なかったです。
純粋に嬉しい!ここまで長かった!
まだまだ完全復帰ではないですが、少しづつ膝の状態も上がってきたのはポジティブに捉えます。
リハビリ
術後8ヶ月となると、メニューは動作系のトレーニングが多くなります。
これは片足ホップ動作ですが、このなんてない動作でも傷口の痛みは出たりする。
前十字靱帯再建術後250日目(8ヶ月)
リハビリメニュー(片足ホップ動作) pic.twitter.com/0yAHFRLCuH
— K.O (@pitching_do) June 6, 2020
膝の可動域としてはこんな感じ。膝が突っ張るので正座が出来ない。
前十字靱帯再建術後253日
実はまだ正座できない pic.twitter.com/pvlEY8Ym65
— K.O (@pitching_do) June 9, 2020
術後10ヶ月ぐらいで正座ができるような可動域を目指します。
どれだけ自分で時間を作ってリハビリできるか
動作系のリハビリに関して病院でやってることは
- 実際に動いてみてエラーを見つける
- 改善するためのフィードバックをもらう
- 足りない筋力、柔軟性、神経系の動きを洗練させる
の繰り返し。
前十字靭帯の怪我の辛いところは、ここを明確に意識して継続しないとスポーツ復帰が全く近づかない。
すべてがマイナスからのスタートでは何もしなければゼロにすら戻らない。
休めば休むほど膝周りが拘縮して動きがますます鈍くなるよ!
ちゃんとやれば元のような膝の動きに戻っていくかもね!
筋力測定
2ヶ月ぶりの筋力測定もしました。
術後8ヶ月半の筋力測定
患側のハムは強くなってきたけど、全体的に見ると弱い。そしてBTBだからなのか、伸展の筋力もまだ戻ってない。 pic.twitter.com/a4XvzoiEHr
— K.O (@pitching_do) June 26, 2020
患側(術後6ヶ月比)
- 伸展「156.0Nm」→「149.0Nm」
- 屈曲:「111.0Nm」→「128.0Nm」
- HQ比「71.2%」→「85.9%」
健側
- 伸展「239.0Nm」→「233.0Nm」
- 屈曲:「101.0Nm」→「109.0Nm」
- HQ比「42.3%」→「46.8%」
全体的に屈曲の筋力が上がってます。伸展は患も健も下降。
屈曲に関しては患健比100%超えですが、伸展が60%台。
手術方式がBTBだからというのもあるのでしょうか?少し四頭筋も意識して筋力を戻そうと思います。
術後8ヶ月の膝の痛みと制限動作
- 瞬間的なダッシュと瞬間的なストップ動作で膝の前面が痛い
- 守備のような瞬間的な動作が痛みのせいで怖さがある
- 一番の課題がこれ。痛みが取れないと走塁も守備も満足に復帰できない。
- キャッチャーの姿勢が可動域的に取れない
- 膝を最大屈曲してから動かすと痛い
- フローリングでの膝立ち動作が出来ない
- 正直、8ヶ月たった今でも激痛。
- BTB方式の手術の影響をとても感じる(どれくらいでなくなるんだろう・・・)
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